健康の豆知識その2

経絡と症状の関係

今回は経絡と症状の関係をご紹介して行きたいと思います。

五臓の肝(胆)・心(小腸)・脾(胃)・肺(大腸)・腎(膀胱)に負担がかかるとどのような症状が出て来るのでしょうか?

また、五臓以外の心包・三焦経のながれの問題も追加で記載しています。心包・三焦経は当院では緑のテープを貼っています。

臓腑別に紹介して行きたいと思いますので参考にしてください。

肝・胆の関連する症状

右肩のこり・股関節の症状・膝の内側、外側の痛み・腰の外側の痛み・腰の側屈、回旋痛・しびれや神経痛・めまい・肝臓・胆のうの病気・目の症状・爪の異常

涙もろい・人に強く言えない・決断力が弱い・靭帯や腱の痛み・疲れやすい・まめに痙攣する・顔が青い・アキレス腱痛・捻挫しやすい・脇腹の痛み・生理異常・風邪をひきやすい

すっぱいものが好き・夜中調子が悪くなる・夜中に目がさめる・春に調子がわるい・重度の不眠症、怒りやすくなる、怒れない、イライラしやすくなる

心・小腸の関連する症状

首の前屈の痛み・肩の屈曲の痛み・背中の上部の痛み・上位の肋間神経痛・仙腸関節の痛み・リウマチ・腱鞘炎・循環器系の疾患(心臓疾患、血管の疾患)

舌の異常・味覚障害手足のふるえ・静脈瘤・脳血管の障害(脳梗塞、認知症など)・不整脈・動悸・不眠

夜尿症・汗が出やすい、出にくい・顔が赤い・リンパの巡りが悪い・貧血・顔色がよくない言葉がでにくい・忘れっぽい・夢をよくみる

精神疾患・苦いものが好き、嫌い・夏に調子を崩す・暑さに弱い・昼過ぎに調子が悪い、喜び過ぎる、喜べない・心を痛める

脾臓・胃の関連する症状

左の肩こり・腰の伸展痛・膝の前面の痛み・重度の腰痛・下位の肋間神経痛・筋肉の症状全て・消化器系の疾患(胃炎・腸炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・潰瘍性大腸炎・逆流性食道炎)・

口内炎・血糖が高くなる・太り過ぎ、痩せすぎ・口元の荒れ・出血しやすい・疲労によるこむら返り顔が黄色い・体がだるい、重い・疲れやすい

つばが出ない・不正出血・貧血・下痢・便秘・鼠径ヘルニア・内蔵下垂・子宮筋腫・甘いものを食べ過ぎる・過食になる・食欲不振

昼間に眠くなる・梅雨に調子が悪くなる、思い悩みがある・不安が強くでる

肺・大腸の関連する症状

首の伸展、回旋痛・肩の伸展痛・骨盤の上の腰痛・呼吸器系の疾患(せき・気管支炎・喘息・のどの症状)・皮膚の疾患(肌荒れ・アトピー性皮膚炎)・大腸系の疾患(便秘、下痢)

顔が白い・風邪をひきやすい・花粉症・鼻水がでやすい・蓄膿症・鼻炎・低血圧・痔・秋に調子を崩しやすい・辛い食べ物が好き、または嫌い・朝起きた時に調子が悪い、悲しみが多い、悲しめない、思い通りにならない

 

腎・膀胱の関連する症状

腰の前屈の痛み・両肩こり・首の前屈の痛み・下肢後面の痛みやしびれ・膝の裏の痛み・泌尿器、腎臓、膀胱の疾患(頻尿・夜尿症・前立腺の病気・膀胱炎・尿量の問題)・

生理痛・生理不順・子宮系の病気・足が冷える・耳の疾患何事にも鈍感・膝の裏の痛み・髪の毛の状態の悪化・むくみ・水腫・下肢のだるさ・疲れやすい

骨の疾患(骨の変形・骨粗鬆症・虫歯になりやす)・塩辛いものが好き・寒くなると調子が悪くなる・夕方に調子が悪くなる、恐れ・怖がり・驚きやすい

心包・三焦の関連する症状(緑色)

自律神経の異常・リンパの流れの障害・首、肩側屈、外転痛・ストレスによる不眠・血圧が不安定・躁鬱・甲状腺機能亢進、低下・せっかち、のんびりしすぎ・更年期障害、

精神的なストレスが強い・緊張しやすい・精神不安定・自信がもてない

経絡のながれを改善するには?

東洋医学では上記の五臓六腑の経絡の流れが悪くなると病気や症状が出てくると考えています。

逆に言えば経絡の流れが良くなると病気や症状は改善するということになります。

しかし、その流れを改善する方法は簡単ではありません。特に刺すはりで行うことは非常に難しいのです。

その流れを誰がやってもできるように開発されたのが当院で行う刺さない鍼(レインボーパワー)なのです。

ひなた治療院